この記事の結論
- Fireflies.aiとtl;dvは、どちらも営業・ビジネス会議に対応するAI議事録ツールだが、強みとする機能領域が異なる。
- Fireflies.aiは多言語会議・CRM連携・外部SaaS連携を重視するチーム向けで、tl;dvは会議録画・ハイライトクリップ共有・商談振り返りを重視する営業チーム向け。
- このページでは、用途・環境・優先条件ごとに2ツールの違いを整理している。
この記事の構成
Fireflies.aiとtl;dvはどちらを選ぶべきか
AI議事録ツールを選ぶとき、「Fireflies.ai」と「tl;dv」はともに営業・ビジネスシーンで名前が挙がりますが、設計の重点が異なります。Fireflies.aiは会議の文字起こし・AI要約・CRM連携・Slackへの自動投稿など、外部SaaSとの連携を軸に置いたツールです。一方のtl;dvは会議の録画・タイムスタンプ付きハイライトクリップの作成・共有・商談コーチングに特化したツールで、営業チームの商談振り返りや育成に強みを持ちます。
どちらが優れているかではなく、自社の営業ワークフローに合っているかが選択の本質です。この記事では、CRM連携・会議録画・AI要約・料金・法人利用の5軸で両ツールを比較・整理します。
調査・確認済み情報
- 比較条件 両ツールの無料プラン・有料プランの機能と制限を公式情報で比較
- 最終確認日 2026年5月
- 公式料金ページ ✓ 確認済み
- 無料プランの制限 Fireflies.ai:無料プランあり(制限あり) / tl;dv:無料プランあり(制限あり)。詳細は各公式サイトで最新情報をご確認ください。
結論:どっちを選ぶべき?
迷っている方はまずここを確認してください
Fireflies.aiを選ぶべき人
- HubSpot・SalesforceなどCRMへの自動連携を重視する
- 多言語会議・グローバルチームでの利用が多い
- Slack・Notionなど外部SaaSへの自動投稿が必要
- 会議ログを検索・蓄積して組織の知識資産にしたい
tl;dvを選ぶべき人
- 商談の録画・ハイライトクリップを上司や同僚と共有したい
- 営業コーチング・商談振り返りに会議録画を活用したい
- タイムスタンプ付きで重要な発言・場面を素早く共有したい
- 会議録画と文字起こしをひとつのツールで管理したい
Fireflies.aiとtl;dvの基本情報
Fireflies.ai(ファイアフライズ)
米国Fireflies Inc.が開発したAI会議アシスタント。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsに自動ボット参加し、文字起こし・AI要約・アクションアイテム抽出を行います。HubSpot・Salesforce・Pipedriveなど主要CRMへの自動連携・Slackへの自動投稿など外部SaaS連携が充実しており、英語をはじめ多言語の会議に対応。営業・カスタマーサポート・グローバルチームでの利用が多いツールです。
tl;dv(ティーエルディーブイ)
ドイツtl;dv GmbHが開発した会議録画・ハイライト特化のAIツール。Zoom・Google Meetの録画・文字起こしに対応し、タイムスタンプ付きハイライトクリップの作成・共有機能を備えます。商談の録画を上司や同僚と共有したり、重要な発言にタイムスタンプで印を付けて素早く振り返る用途に強みを持ちます。営業チームの商談コーチングや育成への活用でも利用されています。
Fireflies.ai vs tl;dv 詳細比較表
主要機能・料金を一覧で確認できます
本記事の調査・分析方針
- 調査対象
- 各社公式サイト・利用規約・ホワイトペーパー・API仕様書(公開情報のみ使用)
- 分析軸
- コストパフォーマンス・セキュリティ基準・外部連携性・運用負荷
- 目的
- 導入担当者がミスマッチを防ぐための客観的な判断材料の提供。個人の感想ではなく、公開データの整理・分析を基本方針としています。実機での検証・計測は行っておらず、公式サイト・料金ページ・ヘルプ情報などの公開データの整理・分析に基づく評価です。
比較基準:各社公式サイトで公開されている料金・機能・セキュリティ仕様をもとに、導入担当者の判断に必要な項目を整理・比較しています。掲載情報は調査時点のものです。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。掲載方針・比較基準の詳細 運営者情報
※ 本ページには成果報酬型広告リンクが含まれます。掲載順位・評価への影響はありません。
| 比較項目 | Fireflies.ai | tl;dv |
|---|---|---|
| 主な用途 | 多言語会議・CRM連携・外部SaaS自動連携・会議ログ蓄積 | 会議録画・ハイライト共有・商談振り返り・営業コーチング |
| 日本語対応 | ○(文字起こし対応・UIは英語) | ○(文字起こし対応・UIは英語) |
| 多言語対応 | ◎(多言語に対応) | ◎(多言語に対応) |
| 会議ボット参加 | ◎(Zoom / Meet / Teams 対応) | ◎(Zoom / Meet 対応) |
| 会議録画 | ○(音声中心・動画録画はプランによる) | ◎(会議の動画録画が主機能) |
| ハイライト/クリップ | ○(スニペット機能) | ◎(タイムスタンプ付きクリップ共有が主機能) |
| AI要約 | ◎(アクションアイテム・要約自動生成) | ◎ |
| CRM連携 | ◎(HubSpot・Salesforce・Pipedrive等) | ◎(HubSpot・Salesforce等) |
| Slack / 外部SaaS連携 | ◎(Slack・Notion・Zapier等多数) | ○(Slack・Notion等に対応) |
| 会議ログ検索 | ◎(全会議のキーワード検索) | ○(録画・テキスト内検索) |
| 料金体系 | 無料プランあり・有料プランはUSD建て(公式で最新確認推奨) | 無料プランあり・有料プランはUSD建て(公式で最新確認推奨) |
| 法人利用 | ◎(管理機能・Enterpriseプランあり) | ◎(管理機能・Enterpriseプランあり) |
| 向いている人 | CRM連携・外部SaaS活用・多言語会議 | 営業録画・商談振り返り・ハイライト共有 |
◎ 特に強い ○ 対応している。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
※ 料金はサービスの改定により変動します。USD建てサービスの円換算は為替により変動します。契約前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
比較①:CRM連携・外部SaaS連携に強いのはどっち?
連携の幅広さではFireflies.ai優位
Fireflies.ai:広範な外部連携に対応
Fireflies.aiはHubSpot・Salesforce・Pipedriveなどの主要CRMへの自動連携、Slackへの会議サマリー自動投稿、Notion・Zapierなどの多数のSaaSとの連携に対応しています。会議が終わるたびに手動でCRMを更新する手間を省き、商談情報を自動的に記録・蓄積するワークフローを構築しやすい設計です。外部SaaS活用を重視する営業チームやカスタマーサクセスチームに向いています。
tl;dv:CRM連携は対応・ハイライト共有に強み
tl;dvもHubSpot・SalesforceなどのCRM連携に対応しており、タイムスタンプ付きのハイライトクリップをCRMの商談レコードに紐付けられます。ただし外部SaaS連携の幅広さという点ではFireflies.aiが先行しています。tl;dvの強みはCRM連携よりも、会議録画そのものを活用した商談振り返りや、特定の発言・シーンを瞬時に共有できるクリップ機能にあります。
結論:CRM自動連携・外部SaaSとの広範な統合を優先するならFireflies.aiが向いています。連携先の種類と自動化ワークフローの柔軟性が強みです。
比較②:会議録画・ハイライト共有に強いのはどっち?
録画活用・商談振り返りはtl;dv優位
tl;dv:録画+タイムスタンプクリップが主機能
tl;dvは会議の動画録画・文字起こしと、タイムスタンプ付きハイライトクリップの作成・共有をコアとしたツールです。商談の重要な発言・場面にタイムスタンプを付けてクリップ化し、同僚や上司に数秒で共有できます。商談後の振り返りや、営業マネージャーによるコーチングに会議録画を活用したいチームに向いています。参加できなかったメンバーへの情報共有にも有効です。
Fireflies.ai:録音・テキスト中心の設計
Fireflies.aiも会議の録音・文字起こしに対応しており、スニペット(抜粋)機能でテキストの一部を共有することができます。ただし設計の重点は動画録画よりも文字起こし・AI要約・外部SaaSへの自動連携にあります。「会議の動画を後から確認したい」「特定の場面をクリップで素早く共有したい」という用途では、tl;dvの方が主機能として充実しています。
結論:会議録画・タイムスタンプクリップの共有・商談振り返りを重視するならtl;dvが向いています。録画と文字起こしを組み合わせた商談活用に強みを発揮します。
比較③:AI要約・会議ログ活用で使いやすいのはどっち?
ログ蓄積・検索はFireflies.ai
Fireflies.aiは過去の全会議をキーワード検索できるログ蓄積機能に強みがあります。「先月の商談でXXXという話が出たのはどの会議か」といった横断検索が可能で、組織の会議情報を知識資産として活用したいチームに向いています。AI要約・アクションアイテムの自動抽出もFireflies.aiの中核機能です。
特定場面の共有はtl;dv
tl;dvはAI要約に加えて、録画内の特定の発言・場面にジャンプするタイムスタンプ機能が特徴です。全会議の横断検索よりも、「この商談のこの発言を見てほしい」という特定シーンの即時共有に最適化された設計です。営業育成や商談レビューのような、録画映像を見せながら振り返るユースケースに向いています。
比較④:料金・無料プランで選ぶなら?
料金は必ず公式サイトで最新確認してください
Fireflies.ai:無料プランあり・連携機能は有料
Fireflies.aiは無料プランがあり、基本的な文字起こし・AI要約を試せます。ただしCRM連携・高度な分析機能は有料プランの機能となる場合があります。料金はUSD建てで為替の影響を受けます。最新の料金プランはFireflies.ai公式サイトでご確認ください。
tl;dv:無料プランあり・録画制限に注意
tl;dvも無料プランがあり、会議録画・文字起こし・ハイライトクリップを試せます。録画の保存期間や件数など無料プランの制限は公式サイトで確認が必要です。料金はUSD建てで為替の影響を受けます。最新の料金プランはtl;dv公式サイトでご確認ください。
両ツールとも無料プランで基本機能を試すことができます。CRM連携や高度な分析が必要な場合は有料プランへの移行が必要になります。実際の使い方と必要機能を照らし合わせて選択することをおすすめします。
比較⑤:法人利用・セキュリティで選ぶなら?
Fireflies.ai:Enterpriseプランで組織管理に対応
Fireflies.aiはEnterpriseプランでチーム管理・権限設定・一括請求などの組織向け機能を提供しています。セキュリティ要件の詳細やデータ取り扱いポリシーは公式サイトで確認することを推奨します。サポートは英語が中心で、USD建ての料金体系は国内法人の稟議時に考慮が必要です。
tl;dv:営業組織向けのチーム機能
tl;dvもEnterpriseプランでチーム管理・録画の組織共有・管理者機能を提供しています。録画データの取り扱いやセキュリティポリシーの詳細は公式サイトで確認することを推奨します。日本語サポートや日本語UIについては、サービス仕様の変更が生じる場合もあるため、最新状況は公式サイトでご確認ください。
各ツールのスペック詳細
強み・弱みを公式情報をもとに整理しています
Fireflies.ai
5,000以上のツール連携と多言語対応。会議データを業務フローに直結させるAIプラットフォーム。
メリット
- HubSpot・Salesforce等CRMへの自動連携で会議情報を即時記録できる
- Slack・Notion・Zapier等との外部SaaS連携が充実している
- 全会議のキーワード横断検索で会議ログを知識資産として活用できる
デメリット
- 動画録画・タイムスタンプクリップ共有はtl;dvほど充実していない
- UIが英語中心で、日本語のみのチームには習得コストがかかる
- CRM連携等の高度な機能は有料プランが必要になる場合がある
tl;dv
会議録画とCRM連携が強力。営業会議を資産に変えるAIツール。
メリット
- タイムスタンプ付きハイライトクリップで重要な場面を即時共有できる
- 会議録画・文字起こし・ハイライトが一体化した商談振り返りに最適
- CRMへのクリップ紐付けで商談レコードを映像で補完できる
デメリット
- 外部SaaS連携の幅広さはFireflies.aiに及ばない場合がある
- UIが英語中心で、日本語のみのチームには習得コストがかかる
- 会議録画の保存量・期間は無料プランに制限がある
比較表を見た次のステップ
自分の組織に合うプランを診断する
6問・約3分。回答内容をもとに向いているツールタイプと比較軸を整理します。
Fireflies.aiがおすすめな人
- HubSpot・SalesforceなどCRMに自動で商談情報を記録したい → Fireflies.ai。CRM連携が充実しており、会議終了後に自動で商談ログを記録できる。
- Slack・Notionなど既存の社内SaaSに会議情報を自動連携したい → Fireflies.ai。多数の外部SaaSとの連携に対応しており、ワークフロー自動化に組み込みやすい。
- 英語・多言語の会議が多く、全会議をまとめて検索・管理したい → Fireflies.ai。多言語対応・全会議のキーワード横断検索で組織の知識管理に活用できる。
- カスタマーサクセス・サポート会議のログを蓄積・分析したい → Fireflies.ai。会議ログの検索・分析機能が充実しており、顧客接点の情報を活用しやすい。
tl;dvがおすすめな人
- 商談の録画・ハイライトを上司や同僚にすぐ共有したい → tl;dv。タイムスタンプ付きクリップで特定の場面を即時共有でき、商談レビューがスムーズになる。
- 営業マネージャーが録画を活用してメンバーをコーチングしたい → tl;dv。会議録画と文字起こしを組み合わせた商談コーチングに活用しやすい設計。
- 会議に参加できなかったメンバーに重要な場面だけを共有したい → tl;dv。ハイライトクリップで必要な部分だけを素早く共有できる。
- 商談録画をCRMの商談レコードに紐付けて管理したい → tl;dv。タイムスタンプ付きハイライトをCRMの商談レコードに連携でき、商談管理を映像で補完できる。
迷ったらどちらを選ぶべき?
CRMへの自動連携・外部SaaSとの統合・会議ログの横断検索を重視するならFireflies.aiが向いています。既存のSaaSスタックに会議情報を組み込みたいチームに最適です。
一方、会議の録画・タイムスタンプクリップ・商談振り返りを重視するならtl;dvの方が適しています。営業チームの商談コーチングや、録画映像を活用した情報共有に向いています。
どちらも無料プランで試せるため、実際の商談・会議で使ってみてから判断することをおすすめします。
まとめ:Fireflies.aiとtl;dvの使い分け
Fireflies.aiとtl;dvは「どちらが優れている」ではなく、重視する機能によって使い分けるべき2ツールです。CRM連携・外部SaaS統合・会議ログ蓄積を重視するならFireflies.ai、会議録画・ハイライト共有・商談振り返りを重視するならtl;dvが向いています。まずは無料で試してから判断することをおすすめします。
日本語中心の会議議事録には Notta も候補
Fireflies.aiとtl;dvはどちらもUIが英語中心のツールです。日本語会議の議事録自動化・日本語UI・日本語サポートを重視するなら、国産AIツールのNottaも選択肢として検討する価値があります。Nottaはボット自動参加・AI要約・チーム共有・スマホ対応を日本語環境で一気通貫に提供しています。
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